何度も足を運びたくなる 飽きない味!【Pâtisserie TOKIWA】

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 店内に入ると甘い良い香り。ショーケースにはシンプルかつシックなケーキたち。小さすぎず、甘さも控えめで上品。そんな美味なるケーキを作り上げるパティシエの田中義大さんの店・Pâtisserie TOKIWAに行ってきました。田中さんは、忙しい合間を縫って、市民祭りへ参加するなど積極的に小牧への活動も展開しています。

 実家が喫茶店だった影響でパティシエの道を選んだ田中さん。名古屋、東京等で12年の修行を終え、満を持して開店したTOKIWAは、昨年秋に3周年を迎えました。TOKIWAのケーキは値段も大きさも丁度良い!

品ぞろえにも自信あり

 TOKIWAには常時12~13種類の定番ケーキに加え、季節のケーキが3~4種類用意されています。それ以外にも焼き菓子が10種類ほど。焼き菓子は結婚式の引き菓子など贈答品としても人気が高いそうです。
 この時期、特にお勧めなのは「スイートポテト」。存在感のあるどっしりとした三角形、輝く黄金色。それだけでもおいしそうなのに注文が入った後、表面を焦がしてくれます。外はパリパリ、中はふわっと、さながらブリュレのよう。この「ひと手間」が更なるおいしさを生み出しています。

すべて手作りの焼き菓子の数々。単品での販売もしています

すべて手作りの焼き菓子の数々。単品での販売もしています

優しさいっぱい

 第一印象が「優しそう!」だった田中さん。印象だけでなくその優しさは店内にあふれています。
 ショーケースに並んだケーキには値段と一緒に、どんなケーキか説明が添えられています。そして、店内には待ち時間に腰掛けられるように椅子も準備。
この場所に店を選んだのも、車の運転が得意ではない人も困らない広さの駐車場がある場所を、と考えたとか。実際に、取材中にも子ども連れのママたちが何人も来店していました。

優しい雰囲気が伝わるオーナーの田中さん

優しい雰囲気が伝わるオーナーの田中さん

愛されるお店へ

 イメージとは裏腹に、パティシエはかなりの重労働。特にクリスマスなどのシーズンには体力勝負だそうです。
 現在は田中さんのほかに2人のスタッフと、少数精鋭ですが、将来的には従業員も増やして、お店も大きくして、できればイートインも。
 今よりもっと多くの人に知ってもらうこと、そして地元に愛され「大切な人への手土産や自分へのごほうびには“TOKIWA”だね」と言われるようなお店を目指しています。
 現在でもかなりリピーター率が高いので遠くない現実ではないでしょうか。
 まだTOKIWAの味を未体験の方は是非足を運んでみてください!

大人気のスイートポテト。これは外せない一品です

大人気のスイートポテト。これは外せない一品です

編集後記
ケーキを作るのは割りと好きで、食べるのはかなり大好きな私。
 ガラス越しに見えるパイ生地を伸ばす機械やたくさんの種類のローソク、私には真似ができそうにないきめの細かいロールケーキの生地。食べる前から大興奮!とはいえ食べてるときが一番幸せ♪
外観

今回の取材先
Pâtisserie TOKIWA
住所:常普請3‐115
電話番号:39‐6632
営業時間:10:00~20:00
定休日:水曜日