創るって楽しいね!考えるって素敵だね!!【パソコンスクール ビッツ】

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 技術革新を支える人材育成強化の一環として、小学校で2020年度から「コンピュータプログラミング」が必修にされることが検討されています。そんな中、新しい習い事として今、注目され始めています。小牧市で初めてプログラミング教室を開講する安藤健司さんに話を聞いてきました。

体験教室の様子。まずはブロックを組み立てます

体験教室の様子。まずはブロックを組み立てます


 安藤さんがパソコン教室を始めようと考えていていた時、紹介されたのが子ども向けのコンピュータプログラミングに関する情報。
 一般向けにワードやエクセルなどの教室を考えていたそうですが、パソコン内部の基盤の設計やWEB制作、コンピュータプログラミングに携わってきたこともあり、興味を持ったそうです。
 その結果、子どもに特化した教室を始めることになりました。もちろんコンピュータプログラミング以外の技術も習得できます。
 コンピュータプログラミングの推奨年齢は8歳から。ブロックで作ったロボットにセンサーを組み込み、パソコンから指示を与えて動かします。最初は口を開くなどの簡単な動作から始まり、2年目に入ると二足歩行ロボットのプログラミングもします。

大人にはない発想力

 5月24、25日に開催されたこまき産業フェスタではプログラミングの体験教室を行いました。当初2日間で30人程度の予定が、最終的に50人を超える大反響でした。プログラミングしたロボットを動かし、ゴールを目指すというものですが、うまくゴールできない子どもが、ゴールを動かしたそうです。ルール違反ではあるけれど、大人にはない自由で柔軟、意外性のある発想!そんな固定観念に囚われない発想がプログラミングには必要で、将来、大きな力になるのかも…と話します。

プログラミングとは。熱く語る安藤さん

プログラミングとは。熱く語る安藤さん

産業フェスタでは、たくさんの子どもたちで大にぎわい

産業フェスタでは、たくさんの子どもたちで大にぎわい

「創る力」を守り「考える力」を育む

 「創る力」や「考える力」は誰でも持っていますが、磨かなければ失われてしまいます。
 ロボットを組み立て、どう動かすか考え、失敗した時は「なぜ?」と考え抜き、同時に応用する力を育てます。この「理論だて、順序だてて考え抜き、それを応用する力」は大人になっても生かされます。
 プログラミングの体験教室は随時開催しているそうです。詳しくは、ホームページを見てください。電話などで直接問い合わせることもできます。

編集後記
 私が子どものころはアナログが当たり前でした。友だちとの会話は学校や電話でした。でも今の子どもたちは無料通話アプリなどを使います。今の子どもたちは生まれたときからコンピュータが普通にあります。コンピュータプログラミングに興味を持つのは当たり前ですね。

今回の取材先
パソコンスクール ビッツ
住所:小牧市小牧1-135 フジカネひまわりビル
電話番号:39‐6920
受付時間:10:00~20:00
HP:http://pc-bitz.jp/