令和六年秋葉祭&こまき令和夏祭り&小牧城見夜会同時開催!

akibamatsuri'23

令和六年8月24日(土)、令和六年8月25日(日)は、秋葉祭が開催されます。

今年も秋葉祭宵祭と、こまき令和夏祭り、小牧城見夜会の3つのイベントを同時開催いたします!

秋葉祭

秋葉祭とは・・・
250年近くの伝統をもつこの祭りは、市指定有形民俗文化財の山車四両を町衆によって町内を引き廻し、神明社境内に勢ぞろいさせます。そこでは、お囃しとともにからくり人形が舞い、華麗な祭絵巻が展開されます。

【期間】
令和六年8月24日(土)、令和六年8月25日(日)

【宵祭 令和六年8月24日(土)】
午後5時30分頃から各町内において山車を引き廻します。同7時頃、ラピオ南側に四両が勢揃いし、宵祭最大の見せ場である引き別れの「どんでん」が披露されます。

【本祭 令和六年8月25日(日)】
午前10時頃から山車を引き廻し、各町内の屋根神様にからくりを奉納。その後、神明社境内に引き込みます。午後2時より神事とからくり奉納が行われます。

こまき令和夏祭り

令和六年8月24日(土)午後3時~9時30分/小牧駅前ラピオ周辺道路、ラピオ4階・5階

屋外飲食店街 小牧城見夜会

令和六年8月24日(土)午後5時~9時30分/ラピオ西(ヤオカネ南)

山車の紹介

 秋葉祭の山車は、天明年間に中町在住の成田屋又七が発起して山車一両(唐子車)を奉納したのが始まりだと伝えられており、その後、聖王車・湯取車・西王母車をあわせて4輌となりました。四輌はいずれも名古屋型と呼ばれる山車で、高さ約5メートル、幅約2メートル、長さ約3メートルの大きさです。

◆中町 唐子車
由  緒 天明年間 成田屋又七の発案によって製作されたと伝えられています。
山車について からくりは、文政年間(1818~1830)に三代目玉屋庄兵衛の作と伝えられています。この山車は別名・秋葉車(鼻車とも言う)の名を有し、秋葉車へのからくり奉納をはじめ、道行の際にはいつも先頭に立ちます。
からくり 中唐子が小唐子に太鼓のたたき方を教えると、それをまねて小唐子が梅の木で倒立をして太鼓をたたく。采振りの唐子は通りの辻や折り返し場所へ山車が来た時などに采を振ります。
◆横町 聖王車
由  緒 江戸時代の終わりか明治の初め頃、枇杷島から購入したと伝えられています。
山車について 聖王は、隅田仁兵衛が文政7年(1824年)に作ったものと伝えられる。からくりの聖王から山車の名がついたと考えられます。
からくり 聖王と唐子二体からなり、一方の唐子がもう一方の唐子の方の上で倒立をして太鼓をたたくと、聖王が軍配を振ってほめるというものです。
片町・上之町 湯取車
由  緒 明治35年、六代目玉屋庄兵衛の作。
山車について 山車の名はからくりで湯取り神事を主題にしていることからこの名がついた。
からくり 笛吹きと太鼓打ち、巫女と神官の4体からなっています。巫女が豊作を占ってもらうため、神官に伺いをたてると、釜の中から稲穂が吹き出してくるという、湯取り神事を主題とし、笛吹きと太鼓打ちがそれぞれの楽器を演奏します。ほかの3輌の山車の道行のお囃子とは趣を異した旋律のお囃子です。
◆下本町 西王母車
由  緒 西王母車は、名古屋の県庁付近の若宮神社からもらったものと伝えられる。
山車について からくりは明治4年に竹田新助が製作した唐子2体と昭和33年に奥村秀次郎が作り直した采振りがあります。山車の名である西王母(中国の女神)は登場しないが、山車に大きな桃があることから名がついたと考えられます。
からくり 唐子が桃の小枝を持って踊っていると、傍らの桃が割れて別の唐子が飛び出してくるというものです。