青空の下でおいしいコーヒーを!【café oheso(カフェオヘソ)】

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 風を感じるのがここちよい季節ですね。Café oheso(以下「オヘソ」)は、仲良し夫婦が切り盛りするワーゲンバスの移動カフェ。 小牧を拠点に活動を続け8年。2人の作るスイーツは、小牧のお墨付きグルメなのですよ。
左奥から1番人気のオヘソラテ。手前は、カフェモカ。フワフワの食感がやみつきになりそうなマラサダ(右奥)。右手前はミートタコス。

左奥から1番人気のオヘソラテ。手前は、カフェモカ。フワフワの食感がやみつきになりそうなマラサダ(右奥)。右手前はミートタコス。

 愛知県が日本の真ん中だから「オヘソ」。呼びやすいから「オヘソ」。一度聞いたら忘れない、グッドな名前です。
 「オヘソ」は、白坂浩紀さんと妻の由実さんが、8年前に始めた移動カフェ。カフェをするのが夢だった2人が出会い、結婚。小牧で居を構え、夢を実現させました。
 当初は、市内の雑貨屋の駐車場で始まった移動カフェでしたが、いろいろなイベントから声が掛かるようになりました。最近は、市外での活動も増えましたが、常普請で定期的に開かれる「コマキ・マルシェ」にはほぼ出店し、市民まつりにも積極的に参加。小牧山会場でブースを構えています。

小粋なワーゲンバスで

 モデルみたいな浩紀さんと、少女のように愛らしい由実さんは、絵に描いたような夫婦です。2人の夢の舞台でもある愛車は、1965 年式ワーゲンバス。白とベージュを基調に、素朴だけれど小粋なこだわりにあふれ、映画に登場しそうな雰囲気。なにげなく置かれたミニチュアカーなどの小物にも、センスのよさを感じます。
 浩紀さんのおススメは、ていねいにいれるコーヒー。ドリンクメニューは50種類近くあり、すべて注文を受けてから一杯ずつ作ります。人気の「オヘソラテはやさしい甘さ。泡のハートにほっこりします。ふわふわのハワイアンドーナツ「マラサダ」もいっしょにどうぞ。暑い日はアイスをはさんだ「マラサダアイス」も大人気。このマラサダは、2010年に「こまきFOODグランプリ」でスイーツ部門第1位という栄光を勝ち取った「小牧のお墨付きグルメ」でもあります。お腹が減ったらスパイシーな「タコス」を。肉も野菜もたっぷり入って、やみつきになるおいしさです。

メニューは豊富、どれにしようかな

メニューは豊富、どれにしようかな

今日も明日も二人三脚

 大阪人でノリのよい浩紀さんが接客し、由実さんが奥で調理を担当します。
あまりの仲の良さに、「いつも一緒でケンカしませんか?」と意地悪な質問をしてみると「しますよー。でも、ケンカすることで分かりあえることもある。険悪にはならないし、翌日には忘れてる」と。ごちそうさまです。
 四季折々、違う場所でさまざまな人と触れ合う喜び。「暑さ寒さなど、つらいときもあるけれど、飽きないし、楽しい」と、由実さん。ブログを見て、必ず来てくれるお客さんや、半日おしゃべりしていく人もいるとか。
 浩紀さんの新たな夢は、3年後に店を構えること。コーヒーにこだわった、手作り感あふれる店。「ワーゲンバスが置けるスペースがあれば、どこでも行きます」と言う浩紀さん。 いつも横でにこにこして、いっしょに前を見ていてくれる由実さんと今日も二人三脚です。

編集後記
 4月、桜が満開の公園に「オヘソ」さんを訪ねました。カフェの椅子に座って、マラサダを食べながら「おいしいよー」と道行く人に声をかけてるおばちゃんが。もちろんお客さんです。
おしゃれだけど気取らない、そこが「オヘソ」の魅力ですね。応援しています!
外観

今回の取材先
Café oheso(カフェオヘソ)
メール:cafeoheso@icloud.com
電話番号:080‐3072‐9412
FAX:70‐5436